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ポートフォリオの作り方比較|WordPress・静的サイト・外部サービス

ポートフォリオの作り方はどの方法が最適?
  • WordPressでポートフォリオを作ろうと思っているけれど、本当にそれが自分のやりたいことと合っているのか?
  • ポートフォリオの作り方でWordPress以外の方法についても知りたい。

当記事は上記のような疑問を解決できるよう、Webでのポートフォリオの作り方を比較、メリット・デメリットをまとめています。

Webでのポートフォリオの作り方として下記の手段が挙げられます。

  • 静的サイト
  • 外部サービス(ポートフォリオ作成サービス・ノーコードツールなど)
  • WordPress

それぞれの違いを比較表にしてみました。

静的サイト外部サービスWordPress
始めやすさ
必要知識HTML・CSS
サーバー設定、操作
基本的に
専門知識は不要
WordPress
サーバー設定
サーバー・
ドメイン
自分で契約サービスに付随自分で契約
必要な費用サーバー代
500円(月)程度~
ドメイン代
1000円(年)程度~
無料・有料ありサーバー代
500円(月)程度~
ドメイン代
1000円(年)程度~
データ管理・
セキュリティ
自己責任サービス側で管理自己責任
将来性・
情報資産価値
向いている人作品数が少ない、
自分で管理、
簡単な
ポートフォリオでいい人
専門知識不要で
手軽に
ポートフォリオを
作りたい人
自分で管理、
将来性のある
情報資産を作りたい人

 
この比較表の内容について、詳しく説明していきます。

静的サイト

始めやすさ・必要知識

静的サイトは、ローカル環境(PCの中)でHTMLとCSSでポートフォリオサイトを作成し、レンタルサーバーを契約して、手動でWeb上にデータをアップロードする方法です。

HTMLで作成する静的なポートフォリオのサンプルサイト

この方法はHTML・CSSの知識に加え、サーバー設定、FTP接続などの知識も必要となります。

静的サイトとWordPressとの違いは下記のページで詳しく説明しています。

ドメイン・サーバー

ドメインはレンタルサーバーを契約した時点で付属するドメインを利用する、または独自ドメインを取得して公開していくことになります。

レンタルサーバーに付属のドメインは、そのサーバー会社のものであり、あなたものではありません。

そのレンタルサーバーを契約中しか利用できないので、あとからレンタルサーバーを変更した場合、名刺の作り替え、SNSなどでシェアしていたリンクが切れる、SEOの評価もリセットされる・・・など面倒なことになります。

一方、独自ドメインであれば、どこのレンタルサーバーを利用しようとも同様に運営していけます。
自己ブランディングには独自ドメインでの運用をおすすめします。

データ管理・セキュリティ

バックアップはPCの中で作成したものがそのままバックアップデータなので、バックアップをとるのはPCのほうですね。

セキュリティ面でもPCがウィルスに感染するとFTP経由でサーバーに侵入されるので注意。

サーバー上にあるデータは静的なHTML・CSSのみであれば神経質になる必要はありませんが、悪意ある攻撃の可能性はゼロではありません。

特にJavaScriptを実装している場合は、安全な記述を心がけ、まめにセキュリティ関連の情報取集をしておきましょう。

また、サーバー上に不審なファイルが置かれていないか?という意識は常に持っておきたいですね。

必要な費用

レンタルサーバー代・独自ドメインを利用する場合はドメイン代がかかります。
サーバー代 500円(月)程度~
ドメイン代 1,000円(年)程度~

将来性・情報資産価値

独自ドメインでの運用、定期的な情報の更新、SNSとの連動をすることで、ポートフォリオは、あなたの情報資産となる可能性が高まります。

やり方次第では収益化にもつながります。

外部サービス(ポートフォリオ作成サービス・ノーコードなど)

始めやすさ・必要知識

「ポートフォリオ作成サービス」などと検索すると、多くの該当するサービスがヒットします。

これらのサービスはユーザー登録をすることで手軽に始められます。

専門知識がなくても「誰でも簡単にポートフォリオを作成できる」といったキャッチフレーズでサービス提供されています。

海外のサービスは基本的に英語表記なので、英語が苦手な人は操作方法を把握するのに時間を要するかもしれません。

ドメイン・サーバー

そのサービスのシステムを利用するのでレンタルサーバーを契約する必要はありません。

無料版ではページ数や作品数、データ容量上限が決まっているものが多く、ドメインはサービスに付属するドメインとなるので上述のレンタルサーバーに付属のドメインと同じデメリットがあります。

独自ドメインの利用には有料版となるサービスが多いようです。

データ管理・セキュリティ

データ管理・セキュリティ面ではサービス側で管理・対策・保護されています。

必要な費用

多くは無料で利用できます。

有料版を利用する場合には、その費用が必要です。
独自ドメインが利用できる場合はドメイン代 1,000円(年)程度~

将来性・情報資産価値

外部サービスは無料で手軽に始められ、データ管理もセキュリティもサービス側にお任せできるのがメリットですが、最大のデメリットは、あなたの情報資産が外部サービスに依存することです。

無料サービスの場合はサービスが終了すると利用できなくなります。
他サービスに変更したい場合は、ポートフォリオサイト構築のやりなおしとなります。

WordPrerss

始めやすさ・必要知識

レンタルサーバーを契約してWordPressをインストールする手順が必要です。
これに加え、WordPressを使いこなす知識が必要です。
(当サイトは、ここの部分でお役に立ちたいという想いで立ち上げました。

基本的にWordPressテーマを利用するのでHTML・CSSの知識がなくてもイメージに合ったポートフォリオは作成できます。

WordPressで作るポートフォリオ

さらに自分仕様にカスタマイズしたいしたい人はHTML・CSSの知識が必要です。

ドメイン・サーバー

静的サイトと同様です。

独自ドメインは、検索エンジンに認識、評価され、コンテンツを育てていくことでどんどん力がついてきます。

長期的に運用して、自分の世界を発信する自己ブランディングを確立するには独自ドメインを強くおすすめします。

データ管理・セキュリティ

WordPressはデータのバックアップとセキュリティ対策は必須です。
それをサポートする便利なプラグインが豊富にあります。
レンタルサーバーによっては毎日自動でバックアップしてくれる会社もあります。

なので「知識がないからできない」ということはありません。
しかし、知識を磨いて自分のデータを守る意識が必要です。

必要な費用

静的サイトと同様です。
レンタルサーバー代と独自ドメインを利用する場合はドメイン代がかかります。

将来性・情報資産価値

独自ドメインは長期間運用することで価値が高まっていく、あなたの資産となります。

独自ドメインでWordPressを運用するということは、誰の事情にも左右されず、自分の意志で、どこに、どのデータをどう置くか、どんなイメージで見せるかを決めることができるということ。

営業用、副業用、アフィリエイト。
どのように収益化できるかもあなた次第です。

ポートフォリオの作り方別まとめ

静的サイトに向いている人
作品数が少なく、1ページ~数ページ程度の簡単なポートフォリオサイトを作成できる人。
データは自分で管理できる人。

外部サービスの利用に向いている人
専門知識不要で手軽にポートフォリオを作りたい人。
ドメインやデータ管理は気にしない人。

WordPressの利用に向いている人
しっかりと自分のもとでデータを管理、更新していきたい。
長期的に情報発信をして収益化したい。
Webの実力を高めたい人。

以上、Webでのポートフォリオの作り方、比較・まとめでした。

それぞれ一長一短。
あなたの目的にあったポートフォリオ作成にお役立ていただければ嬉しく思います。

ポートフォリオの作り方で迷っている方へ

ポートフォリオを作る手段は、すべてを自分の責任で管理でき、世界観を作ることができるWordPressをおすすめします。

外部サービスとしてポートフォリオ作成サービスの他、Wix、note、アメブロ、SNS・・など、用意された場所を上手く利用していくのも今時は必要なスキルです。

しかし、どうしても制約があるし、外部サービス側の事情に左右されるので、その場所を自分のビジネスの核とするのは長期的な視点に立つと不安があります。

WordPressでWebサイトを持つことができれば、ポートフォリオはもちろん、営業用に、また副業用としても長期的に機能します。

就活するにも、個人で仕事を受注するにも、副業をするにも。
自分のことをしっかりと伝える場所がないとせっかくのチャンスを逃してしまいます。

ポートフォリオが必要となってから「わわっ作らなきゃっ」と焦らないで済むよう準備しておきたいですね。

この⇒【連載】WordPressでポートフォリオの作り方では、WordPress初心者の方でも進めていけるよう、できるだけ図解と動画で詳しく説明しています。

WordPressの勉強も兼ねて、あなたのクリエイティブをアピールするポートフォリオを作っていきましょう。

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