WordPressの準備・導入パターンとレンタルサーバー費用相場・比較表

WordPressを始める準備としてレンタルサーバーと独自ドメインの契約が必要となります。
この契約には費用がかかることから慎重にWordPressに適したレンタルサーバー会社を選びたいですね。

レンタルサーバー選びで失敗したくない
  • WordPressのレンタルサーバー選びで迷っている
  • どんな視点でレンタルサーバーを選べばいいかわからない
  • おすすめのレンタルサーバーを教えてほしい

この記事では、上記のお悩みを解決できるようWordPress導入パターンからレンタルサーバーの費用相場選び方おすすめのレンタルサーバーを紹介しています。

費用をわかりやすく比較した表もありますので参考にしてみてください。

WordPressの導入パターン

WordPressを始めるには、大きく分けると次の2つのパターンがあります。

  1. 通常の導入手順で進める。
  2. レンタルサーバーのクイックスタートを利用する。
    (クイックインストール・簡単インストールとも呼ばれます。)
WordPressの導入は2パターン。通常の導入手順とレンタルサーバーのクイックスタートを利用する手順

以前までは、通常の導入方法しか選択肢がなかったため、WordPressを始めるのに専門知識を必要とし、初心者にはハードルが高い作業でした。

しかし、最近はWordPress人気に対応して、レンタルサーバー各社が簡単にWordPressをスタートできるクイックスタートのようなサービスを提供しています。
(※ クイックスタートの サービス内容は各レンタルサーバーにより異なります。)

レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーとはWordPressのデータを置いて管理する場所です。

WordPressのことは何もわからない人は

とにかくWordPressのことは何もわからないという方は、レンタルサーバーが提供しているクイックスタートをおすすめします。

Webデザインを勉強中の人は

Webデザインを勉強中の方や将来的にWeb制作を仕事にしたい人はクイックスタートでWordPressを体験した後、通常の導入方法のスキルを身につけることをおすすめします。

レンタルサーバーの費用相場

レンタルサーバーの費用相場は
初期費用はおよそ1,000~4,000円程度。
月額費用の相場は約100円~2,000円です。

月額500円未満の格安レンタルサーバーは料金が安いことがメリットですが、デメリットの方が多いです。
デメリットとして特に重視する点はWebページの表示速度です。

格安レンタルサーバーのデメリット

サーバーの動作が不安定
ユーザーとサーバー間でやりとりするデータの容量を転送量といいます。
アクセスに比例して転送量も増加します。
格安レンタルサーバーは転送量の上限値が低く設定されているため、上限を超えると速度制限がかかり、最悪、Webページが表示されないケースもあります。

Webページの表示速度が遅い
WordPressはPHPというプログラムで動いています。
格安レンタルサーバーの多くは、このPHPの処理速度が遅いため、Webサイト自体の表示速度も遅いですし、 WordPressの作業中も管理画面が重い、テーマや画像がアップロードできない、せっかく書いた記事を保存したらエラーが出た、などのストレスやトラブルがあります。

このように格安レンタルサーバーはWordPressの管理には向いていないのです。
低価格という理由だけでレンタルサーバーを選ばないようにしましょう。

おすすめレンタルサーバー

WordPressを管理するのに最適な環境が整っているエックスサーバーの利用をおすすめします。

エックスサーバーにはプレゼントドメイン(サーバー契約期間中はドメインが無料)のサービスとWordPress簡単インストール機能がありますので、専門知識がなくてもWordPressをインストールすることが可能です。

エックスサーバー はこちら

エックスサーバーをおすすめする理由

WordPressをクイックスタートで始められるレンタルサーバーはたくさんあります。

私はWeb制作という仕事がら、多くのレンタルサーバーの利用経験がありまして、

「ひとつ、おすすめのサーバーを挙げて」

と言われたら、迷わずエックスサーバーを挙げます。
もう10年以上利用しています。

その理由をざっと挙げてみますと

  • WordPressの動作が安定していてページの高速表示環境が整っています。
  • 毎日自動でデータのバックアップがとられます。
    何らかのトラブルでWordPressサイトが壊れた場合もワンクリックで復元が可能です。
  • サーバー契約中は独自ドメインが無料で利用可能です。
  • 必須のSSL証明書が無料で利用可能。設定も簡単です。
  • 他サーバーからのWordPressの引っ越しも簡単にできます。
  • 丁寧な電話サポートがあります。

これで必要な費用が

月額 990円~(スタンダードプラン 36ヶ月の場合)
(初期費用3,300円が別途かかります)

です。
ひと月ランチ1回分の価格で安心・安全・簡単に加え高速表示環境が手に入ります。

とはいえ、他の方法も気になりますよね。
下記に比較してみましたのでレンタルサーバー選びの参考にどうぞ。

他の方法の紹介と比較表

エックスサーバーを利用する以外の方法として次の2通りあります。
ここでは、エックスサーバーの次におすすめの⇒ さくらのレンタルサーバ を例にあげてみます。

  1. さくらのドメインでドメイン取得・さくらサーバーを利用する
    ドメインとサーバー業者を同じにすることでネームサーバーの設定が簡単ですが、さくらのドメインは少し割高です。
  2. 格安ドメイン業者でドメインを取得・さくらサーバーを利用する
    ドメインとサーバー業者が別の場合、ネームサーバーの設定の知識が必要となります。
    ネームサーバー設定とは「このドメインをこのサーバーで使用するよ」という紐付けのことです。

そして、格安ドメインと言ってもドメイン新規取得時が安いだけで、次の更新から1,900円前後(.comの場合)の更新費用がかかります。

※格安レンタルサーバーはWordPressの動作に不安があり選択肢に入れていません。

ドメイン取得業者やレンタルサーバーの契約期間にもよりますので正確な数字ではないですが、ざっくりと概算で1年間にかかる費用を出してみました。
※レンタルサーバーの初期費用は入れていません。

※スマートフォンでは横(←)にスクロールしてご覧いただけます。

さくらのドメイン
+
さくらサーバー
格安ドメイン業者
+
さくらサーバー
エックスサーバー
ドメイン代1,900円前後 / 年
(.comの場合)
ドメイン新規取得時は格安。
次年の更新から1,900円前後 / 年が必要
(.comの場合)
不要
サーバー代545円 / 月
(スタンダードプラン)
545円 / 月
(スタンダードプラン)
990円~ / 月
(スタンダードプラン
36ヶ月の場合)
ネームサーバー設定簡単要知識簡単
バックアップ要設定要設定自動
動作の安定感
概算費用 / 年約8,500円程度ドメイン新規取得時
約7,500円程度
次の更新からは左に同じ
約12,000円程度

エックスサーバーと他の方法との費用の差額は4,000円から5,000円程度 / 年。
差額を月に換算すると約400円程度です。

自動バックアップの安心WordPress動作の安定を考えれば、やはりエックスサーバーがおすすめです。

WordPressはサーバーの引っ越しは手間と労力がかかります。
上手くやらないとSEO的にも影響を受けます。

初めからエックスサーバーのような優れたレンタルサーバーを選んでおくと、結果的には多くのメリットをもたらします。

エックスサーバー はこちら

エックスサーバーの申し込みから進んでいくと

エックスサーバー申込画面
エックスサーバー申込画面から申し込みをクリック

WordPressクイックスタート(WordPressの一括設定無料オプション)を選ぶ画面になります。

エックスサーバーWordPressクイックスタート(WordPressの一括設定無料オプション)を選ぶ画面

クイックスタートを利用すると以下のように、必要な作業が短縮され、説明に沿って必要事項を入力していくだけでスムーズにWordPressのインストールが完了します。

WordPressの導入は2パターン。通常の導入手順とレンタルサーバーのクイックスタートを利用する手順

インストールが完了したら、いよいよWordPressサイト作成のスタートです!
次の工程に進みましょう。

WordPress管理画面へのログインとログアウトへ進む

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