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【ステップ 11】SEO:meta descriptionの設定

【連載】WordPressでポートフォリオの作り方の【ステップ 11】です。

yStandardテーマで用意されているSEOの設定をしていきます。

この記事ではmeta description(メタ ディスクリプション)の基礎知識と設定方法について説明します。
※以下、メタ ディスクリプションで説明を進めます。

Googleアナリティクスの設定については以下の記事で詳しく説明しています。

メタ ディスクリプションの役割

description(ディスクリプション)とは記述、説明という意味を持つ単語です。

メタ ディスクリプションはGoogleや他の検索エンジンに対して、ページの内容を伝える役割があります。

下図はHTMLのソースコードに出力されたメタディスクリプションの例です。

meta description(メタ ディスクリプション)はGoogleや他の検索エンジンに対して、ページの内容を伝える役割

メタ ディスクリプションは検索結果にも表示される可能性があります。

検索結果に表示されるmeta description(メタ ディスクリプション)

検索ユーザーは、自分の探している情報があるWebページなのかを、この部分で瞬時に判断しますので、簡潔に、かつ興味を引く文章にしたいですね。
そしてキーワードとなる言葉もできるだけ文章の先頭の方に含めるようにするとよいです。

メタ ディスクリプションの文字数パソコンで約120字スマートフォンでは約80字ほどになっています。
閲覧する環境により表示される文字は前後します。

表示されるエリアに収まらない文字は「…」と省略されて表示されます。
ゆえに先頭から80字前後で要約を伝える意識で作成するとよいでしょう。

ページのメタ ディスクリプション タグは Google や他の検索エンジンにページ内容の要約を伝えます。ページのタイトルは数個の単語またはフレーズで構成し、ページのメタ ディスクリプション タグには 1、2 個のセンテンスまたは短いパラグラフを記述します。

Google検索セントラル SEOスターターガイドより

メタ ディスクリプションを設定する場所

外観 > カスタマイズ > SEOからメタ ディスクリプションの設定をしていきます。
※メタ ディスクリプションを生成するプラグインを入れている場合はここでの設定は不要です。

ワードプレスのカスタマイズ内のSEO、meta descriptionの設定個所。

メタ ディスクリプションの自動生成

  1. 「meta descriptionを自動生成する」にチェックを入れるとメタ ディスクリプションが自動生成されます。
  2. 投稿画面右側の投稿設定パネルの抜粋に入力した内容がメタ ディスクリプションとして反映されます。
    抜粋に入力がない場合は投稿本文からメタ ディスクリプションが自動生成されます。
  3. 生成されたメタ ディスクリプションのHTMLコードを確認するには、ページ上の何も要素がないところで右クリックページのソースを表示

特定の記事のメタ ディスクリプションを無効化する

投稿画面 右側の 投稿設定パネル > SEO設定 で、特定の記事に対して「meta descriptionタグを無効化する」機能もあります。

記事ごとに「meta descriptionタグを無効化する」機能

トップページのメタ ディスクリプション

トップページに出力させるメタ ディスクリプションの設定例です。

トップページのmeta description設定個所

メタ ディスクリプションを書く時のポイント

文字数を意識する

メタ ディスクリプションの文字数パソコンで約120字スマートフォンでは約80字ほどが目安。
先頭から80字前後で要約を伝えられるのが理想です。

description メタタグのテキストには文字数の上限や下限はありませんが、検索結果にテキスト全体が表示される程度の長さにすることをおすすめします

Google検索セントラル SEOスターターガイドより

ページの内容を正確に要約する

どんな内容のページなのかを正確に伝える文章にします。
例えば、上記トップページのメタ ディスクリプションの設定例では

  • どんな内容のサイトか
    ⇒WordPressで作るポートフォリオサンプルサイト
  • 誰に
    ⇒Webデザイン独学、WordPress勉強中の方に
  • サイトを利用することでどんなメリットがあるか
    ⇒WordPressの基本とポートフォリオの作り方を同時に学べる

という意図で考えてみました。

メタ ディスクリプション タグが検索結果のスニペットとして表示された場合に、ユーザーに情報を提供し興味を引くような説明を記述します。

ページが、ユーザーにとって有益かつ関連性の高いものであるかどうかを判断する際に必要な情報をすべて記載することもおすすめします。

Google検索セントラル SEOスターターガイドより

ページごとに固有の説明を使用する

ページごとにそれぞれメタ ディスクリプションが必要。
つまり、全ページ同じでは正確にページ内容が伝わらないということ。

ページごとに異なるメタ ディスクリプション タグを使用することは、ユーザーにとっても Google にとっても有益です。

Google検索セントラル SEOスターターガイドより

キーワードとなる言葉はできるだけ先頭に入れる

これをあまり意識しすぎるのはよくありません。
しかし、メタ ディスクリプション を考えるときの一つの材料にはなります。

メタ ディスクリプションを頻繁に変えない

メタ ディスクリプションの内容をより良くするために変更すること自体は構わない。
検証する場合、検索結果に反映されるのは、数日~数週間かかるため、検索順位やクリック率を検証するのなら、最低でも1カ月くらいは様子を見ることをおすすめします。

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